FXの中毒性。造幣局職員、金塊6380万円をFXの損失補てんに使用

FX損益 FXデイトレ収支

 

イギリスの国民投票前でなんとなく参戦が怖いですね。

ポンドクロスをはじめスプレッドも広め・・・。

 

2016年6月21日のデイトレ・スキャルピング収支

2016年6月21日FXデイトレ収支

2016年6月21日FX収支

 

本日のFX収支は+1,013円でした。

 

今日の為替相場の印象と狙った通貨ペア

 

【強い通貨】NZドル

【弱い通貨】円

今日はNZドル円の押し目買いを狙いました。

ボリンジャーバンド手法チャート

 

 

今日のデイトレードの感想

 

感想としては特にありません。

動きがないですね。

 

FXの危険性・中毒性について

 

さて昨日のニュースで話題になっていたこのテーマ

FXの中毒性について

私もFXに長いこと関わってきているのでFXに依存しています

ここからは私の持論ではありますが、少しだけFXの難しさについて書いておこうと思います。

いつかFXの難しさについて記事を書きたいと思っています。

さて本題ですがFXで稼ぎ続けることは極めて難しいと思います。

特に短期売買になればなるほどです。何故かというとスプレッド手数料が積み重なることと日本の多くのFX業者が相対取引であるためです。

※相対取引については今回は割愛します。

ドル円のスプレッドを0.3として10回取引して3銭のコストです。(実際には相対取引という日本のFXの仕組みにより3銭以上のコストがかかっていると思われます。)

100回取引すると30銭ものコストになります。

その為普通に考えれば取引を重ねるたびに自然とお金は減っていきます。

どんな優れたテクニカル分析や手法を用いてもコストはかかり続けます。

たかだか0コンマ数銭のスプレッドそして、相場が上がるか下がるかの1/2の確率で簡単だろうと・・・・スプレッドを軽視して取引をバンバンしてしまいますが、自分が今まで何十何百pips分のコストを支払っているのか考えると恐ろしいです。

逆にそれだけのpipsをとるのがどれだけ大変なのかはトレーダーの方なら言うまでもありませんね。

その為FX取引をしている私の様な大半の凡人の方はマイナスになります。

FXの危険性

次に心理面。

以下私の実例です。

上の説明で取引すれば自然とマイナスになる可能性が高いことがお分かりいただけたかと思います。

例えば100万円で取引を始めたとしましょう。

20%資金が減って80万円に

資金が減ると当然取引できる量が減ります。

その為80万円から20%増やしても96万円にしかなりません。

100万円→20%減=80万

80万円→20%増=96万円

単純に20%減らしたから20%増やせばよいというわけにはいきません。

【心理面でのFXの罠】

①上がるか下がるか?1/2だろうと取引スプレッドコストの罠にはまる

②損を取り返そうと取引量が増える、勝負に出る

③結果最後大きなマイナスを喰らってしまう

④少しずつ成績も良くなっているし、ここでFXを辞めてはもったいない、負けて終わりたくないという心理が働く

⑤しばらくする気持ちが落ち着き、また1からやりなおそうと取引を再開する。

以下繰り返し

FXの中毒性

 

私は昔は知人やらにFXをしているなど公表していましたが、今はしていません。そして絶対FXを人に勧めたり、紹介できません。利益を上げる(短期取引)のは極めて難しいと思っているからです。

FXは以下の場合にはオススメです

・銀行で外貨預金をする場合(絶対FX口座で外貨預金をしたほうが良いと思います。手数料も銀行に比べると格安、取引も銀行が開いていない24時間可能だからです。)

・数年スパン、かなりの長期間での外貨による資産形成をする場合

もしデイトレなど短期でのFX売買をする場合は

しっかりとしたモデルやロジック

がないとあっという間にFXの罠に陥ります。

上記の造幣局職員の方もこのFXの罠にひっかかりFX業者や相場にかなりのお金を貢いでしまったのではないかと思います。

 

損を取り返そうと気を大きくし、開き直ってレバレッジを上げたり勝負に出るようなことはしないようにしたいと思います。

 

 

FXデイトレ収支
この記事を書いた人
クロロ

FXの元専業トレーダーです。今は引退して米国ETFの長期運用にシフトしています。配当(分配金)で50歳までにサイドFIREが目標。
新NISAがはじまり2024年の成長投資枠はすべてVIGにぶっこみます。
Den(伝)と2人でサイトを運営しています。

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