米国ETFの外国税額控除の確定申告の方法がわからない

米国ETFの確定申告

 

2018年分の確定申告ではじめて米国ETFの外国税額控除の申告をするのですが、いまいちやり方がわかりません。

 

 

米国ETFの確定申告について

 

米国ETFですがウェルスナビやテオなどのロボアドバイザーをきっかけに保有もしくは取引をはじめた方も多いと思います。

私もその一人なのですが、米国ETFの確定申告についてはよくわからないという方も多いのではないでしょうか?

米国ETFの外国税額控除とは

 

米国ETFの分配金は米国で10%課税され、さらに日本で20.315%の課税が発生します。

米国で課税された10%(上限として)の課税分を外国税額控除として申告できるようです。

ただし所得がないと控除自体が受けられないため申告できないようです。

 

米国ETFの二重課税の確定申告

 

NISA口座分の米国ETFの二重課税については、そもそもNISA口座が非課税口座なので外国税額控除は申告できないようです。

特定口座で買付した米国ETF分の外国税額控除を行おうと思うのですが、どうすればよいのでしょうか?

米国ETFの外国税額控除

昨年同様e-Taxで確定申告を行ったのですが、FXの年間損益報告書の税務署への提出に関してはe-Taxで確定申告を行うと省略できるのですが、どうやら外国税額控除の税額証明に関する書類の提出はe-Taxでも省略できないようです。

これでは結局、税務署に郵送もしくは提出しに行かなければならないのでe-Taxのメリットが半減してしまいますね。

外国税額控除の証明もe-Taxで省略できるようにしてほしいですね。

調べてみるとすべてのETFの分配金が付与された時の外国税額の詳細(毎月・四半期ごと)をすべて1項目ずつ記載しなければならないのでExcelでデータを管理しておくと便利とか・・・

米国ETF,外国税額控除の入力

 

よくよく調べてみても、見るサイトによって申告方法について書いていることが違っていたり正しい申告はどれなのか。

 

ということでダメ元でSBI証券の特定口座年間取引報告書を管轄の税務署に提出しました。

 

これです。

SBI証券の特定口座年間取引報告書

 

外国所得税の年間額、ここに書いてあるのでいいじゃん!と勝手に開き直りました。

提出の際に窓口で聞いてみたのですが、今は受理だけでここではチェックは行わないとのことです。

【追記】上記の申告方法は間違えています。修正申告をしました。外国税額控除に関する明細書を提出する必要があります。

詳しくはこちらをご覧ください。

外国税額控除に関する明細書と米国ETFの確定申告について
米国ETFの確定申告について外国税額控除に関する明細書の作成・書き方について。明細書の作成は難しいと思っていましたが、申告書の作成ページで行うと自動で計算し作成してくれます。SBI証券とウェルスナビ(WealthNavi)の特定口座年間取引報告書を元に解説しています。外国税額控除がわからない方に参考になれば幸いです。

関連記事です。

【2024年最新記事】米国ETFの確定申告について

【米国ETFの確定申告】米国ETF分配金の課税方式の選択について
2024年令和5年分の確定申告より米国ETFの配当所得(分配金所得)について所得税で総合課税・住民税で申告不要を選択することができなくなりました。では今後、米国ETFの確定申告では申告分離課税・総合課税・申告不要制度のどれを選べば1番良いのかメリットとデメリットを考えます。住民税や国民健康保険料なども考慮する必要があります。
米国ETFの確定申告
この記事を書いた人
クロロ

FXの元専業トレーダーです。今は引退して米国ETFの長期運用にシフトしています。配当(分配金)で50歳までにサイドFIREが目標。
新NISAがはじまり2024年の成長投資枠はすべてVIGにぶっこみます。
Den(伝)と2人でサイトを運営しています。

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